2017-01-01から1年間の記事一覧
先日は、日本国際ボランティアセンター(JVC)職員のMai Namikiさんのお話を伺いに。主なトピックは、ガザ地区の現状と、JVCが行なっているパレスチナの子どもたちの栄養失調予防事業について。単に支援物資を配って終わり、ではなく、現地女性に栄養の知識を…
先日、「堀潤の伝える人になろう講座『シリアを知る夜』」に参加。非常に興味深い内容だったので記録も兼ねて。スピーカーは、そもそもはアジア文化を(欧米経由ではなく直接)アラブ世界に伝えるため、1997年に来日したシリア人ジャーナリストのエルカ…
ギンレイホール前を通りかかったら、ちょうどスザンネ・ビア監督作品が始まるところだったので、しゅるっと館内に吸い込まれました。 ストーリーの出だしはこんな感じ。 『主人公は、誠実で正義感の強い刑事、アンドレアス。湖畔の自宅に帰れば、美しい妻ア…
スイス旅行中、ツェルマットが悪天候だった時に暇つぶしに寄ったマッターホルン博物館。予想外に興味深かったので、遅ればせながら、備忘のためにも記しておきます。 日本でもその名をよく知られるマッターホルン。霊峰であったことも関係し、1865年まで…
一昨日は、Vital Healthcare主催のディスカッション勉強会「少子化は誰のせい?まだ間に合う?」にて、産婦人科医 宋美玄さんのお話を伺い、少子化問題について改めて考えるきっかけとなりました。以下、考えたことのまとめ。 ■少子化の原因は多面的。対策も…
先週日曜は、お寺で映画+座禅。 映画は、数年前に見たことのあるドキュメンタリー映画「Happy」。世界各地でHappyに暮らしている人々を16例取材するとともに、その合間合間に、脳科学者等のHappinessに関する視点・見解が挟まる。前回…
先日参加させていただいた、Courrier Japon創刊編集長 古賀義章氏による書籍の出版記念講演の所感。テーマはオウム。当日は開始時間10分前に講演の存在を知り、六義園の枝垂桜をいったん諦めて、会場へ。 ご講演内容は主に、古賀氏が取材を通して入手され…
声をかけてもらい、観るのが恐ろしくて行けていなかった映画を観てきました。“12Years a Slave”(邦題:それでも夜は明ける)奴隷制時代の米国で、北部の自由黒人として妻子と平和に暮らすバイオリニストの主人公が、騙されて南部に売り飛ばされ、12年間…
以前、イベントでお世話になったことのある矢野デイビッドさんがご出演されている映画、『Hafu』を見てきました♪ 『Hafu』 日本人とのハーフとして、日本或いは外国で育った(or育ちつつある)5人の日々を追ったドキュメンタリー。日本×ガーナのデイビッド…
「汚いところをきれいにする道具じゃろ。それが美しくないはずはない。」 「(木を切ってしまえという人もおったんじゃけど、)全部があってのわれわれなんじゃけえ」「こうして毎日大量のゴミを扱いよると、世界が見えてくる。人間がどんだけ終末的なゴミの…
今晩は参加したイベントで、ひさびさに、なぎ倒されるほどの勢いをもったお話をお聞きしました。メインスピーカーは、北朝鮮に生まれ育ち、18歳の時に脱北、以来9年間日本で暮らす女性、Kさん。どこから彼女の話を要約していいのか分からないほどに、ほと…
先日は、ジャーナリスト 藤原 亮司氏の『現地報告会 ~ガザに生きる人々』に参加。そこで得た学びについて一部、記しておきます。(長文です><) 藤原氏は、1998年からパレスチナ問題の取材を開始。今年も、イスラエルによる攻撃が行われた8月、数週間、…
ワクワクしてじわりと響く講演会に参加しました↓。自分の囚われている価値観についても洗い直してみたくなるような。 www.academyhills.com ご自身がデザインした「黒い白衣」をなびかせてふわりと壇上に現れ、自己紹介しながらあっという間に折り紙で薔薇(…
昨晩はお声がけいただき、アルフォンス・デーケン氏の講演会に行ってきました。デーケン氏は、死について語ることが忌避されがちな日本で、40年ほど前に死生学を提唱されたとのこと。興味深くお話を拝聴し、講演後は友人と互いの死生観などをシェアしまし…
先日、友人と宗教や信仰に関連した話をしていた。語らっているうちに、私の頭のなかですこし整理がついたことがあって、嬉しかったのでここに記しておきたい。(→この日記は私の記録のためではあるけれど、いちおう明らかにしておくと、私は特定の宗教を信仰…
先日、コーチングの授業で「強み」にフォーカスしたのを機に、数年前に読んだ「さあ、才能に目覚めよう!」を再読しています。それが、かなり本の中身を忘れていて愕然。まるで初めて読んでるみたいな新鮮さで読み進めつつあります。わたし、これ、ほんとに…
先日、話題の映画『ソーシャル・ネットワーク』を観てきました。かなりフィクションの要素が強いみたいだけど、一応、Facebook創設にまつわるお話。(↓直接的にはそんなにネタばれしてないと思います。長いので気が向いたら読んでください。。)ハーバード大…
さきの日記で何気なく、「誰か・何かをexcludeしていればしているほど、いつか自分がその誰か・何かの要素を持った時、自分自身をもexcludeせざるをえず・自己否定に向かわざるを得なくなるようにも思うし。」と書いたけれど、書いてから自分でこの文章が気…
こういう内容は誤解を呼びやすくて、あっさり誤解されると興味本位で語られるので、それは本意ではないけれど、個人的には真面目に考えて・考えをまとめておきたい。というのは、人種や文化、障がいなどと同様に、(無意識のうちにでも)多数派が少数派を深…
先日のK田さんの日記(http://sns.vitaljapan.com/?m=pc&a=page_fh_diary&t...)を見て、以前も日記に登場させてしまった歌人・穂村弘さんの別のエッセイを思い出した。 それは「子ども時代の絶体絶命感」について書かれたもの。 簡単に言うと、「子ども時代…
わたしは「諦める」という言葉が好き。と言えば、?と思われそう。 でも、自分の心のうちを覗いてみて、心の在り方の大きな部分を表わす言葉として辿りつき・すごくしっくりくるのがこの言葉だった。ただもちろん、必ずしも現代一般的に使われるネガティブな…
しばらく前に映画「inception」を観た。もう一回観に行ってから文章にしようと思っていたんだけれど、なかなか2回目を観に行けないから、とりあえず書いとこう。この映画、評判通りにすごく面白かった。私の印象としては、マトリックス(やアバター)に通ず…
穂村弘さん(歌人・エッセイスト)のエッセイを読んでいたら、小さな頃に「右」と「左」の概念を理解するのに時間を要した、というようなことが書いてあった。「東」や「西」だったらまだ分かる。常に決まった方向が「東」や「西」だから。でも、「右」は、…
今日は、初めて正式にコーチング・セッションを受けました。今まで、授業関連等で類似の経験はあったけれど、60分間きちんと受けたのは初めて。コーチはVitalにもいらっしゃっている林健太郎さん。感想としては。プロのコーチが行うコーチングってどういう…
最近、コーチング・セッションを社外のVital友・知人に受けてもらうことを始めた。先週は、まず2人。手探り状態のスタートだったけれど、幸い、二人とも「頭の中が整理できた」「やるべきことが明確になった」などとプラスの感触を持ってくれて、ひよっ子コ…
先週の金曜に、Vital友に声をかけてもらい「流れ星との出会い方」というセミナー+星空観望会@六本木ヒルズに参加した。このタイミングで開かれたのは、ペルセウス流星群が到来していたから。スピーカーは国立天文台の渡部潤一氏。悪天候のため、星空観望会…
先日、哲学科出身の会社の先輩に、件の学問連鎖の話をしたら、「うんうん、かなりその通りだと思う!」と納得された。ちなみにその先輩は、高校時代は物理や数学がお好きだったとのこと。一点、意見を異にされていたのは、学問の最終的な到達点に関しては、…
vitalの集まりはいつも楽しくて興味深い。勉強になる。昨日も、2年ぶりくらいでネットワーキングパーティに参加、とってもいい時間を過ごさせていただいた。親しい仲間との会話、そして、初めて会う人・今まであまり話をする機会のなかった人との会話。今回…
今日、嬉しいことがあった。すごーく嬉しいこと。6年ほど前に北海道の牧場で一緒に働いていたときに、とってもお世話になった先輩・友人の消息が分かった。沖縄出身の彼女とは、北海道紋別郡の牧場でしばらく一緒に働いていた。とても面倒見のよい人で、慣…
(※dialogue in the darkという暗闇を体験するイベントの体験記です。イベントの流れが分かってしまう部分もあるので、参加予定で・事前情報を避けたい方は読まれないほうがいいかもしれません。。)日曜に、vitalのM子さんと私と私の母でdialogue in the da…